時のまにまに

26歳 しがないアパレル店員

大人は良い

お題「わたしの黒歴史」

 

私の黒歴史、、、

もう26年間の人生全てが黒歴史だよ、、、

と言いたいところですが、まぁ強いて言うなら高校時代かなあ。

 

小学高の高学年くらいから、団体行動が苦手になり、ガッコウが嫌いになりました。

好きなひとたちと集まるのはもちろん楽しいから、クラブ活動は好きだったり、友達もそれなりにいたし恋もしたけれど、それでも中学・高校と、早く大人になりたい、ガッコウというものから解放されたい、と思ってました。

勉強は好きで、得意不得意に関わらず、何かを学ぶこと、それが点数として成果になるということには達成感を感じることができた。ノートを作ったり、作文を書いたりするのも好きだった。でも、授業は嫌いだったんです。30人前後の人数が、同じペースで勉強をするなんてバカげていると思ってた。分からないのに進んでしまったり、とっくに理解していることを説明されたり、当てられて間違えて恥ずかしい思いをしたり。今となってはほとんど覚えていないけれど、本気で嫌だったんです、幾度と仮病して保健室へ行ったり早退してました。

 

中学までは、それでも、仕方ないことだと割り切っていたけれど、高校生になり、義務教育ではなくなり、大人に近づくにつれて、時間の無駄だなあとか、何でみんな平気なんだろう、と考えるようになってしまって。自分で言うのも何ですが、けっこう頭の良い進学校だったので、余計にそう感じてしまっていたのかも。

 

部活動も、中学の頃ほどのめり込めなくなり、というか、中学は強い学校だったので、県でトップを目指していたのですが、高校ではもう諦め。目標もなくダラダラと過ごすことに。

 

ただ、何となく学校に行き、何となく部活をし、何となく勉強をする。その繰り返し。日々で些細な楽しいこともあったのだろうけれど、何にも覚えてないのです。このままでいいのかと悩むけれどどうしようもなく、ただただ中身のない不安と戦っていました。時間を無駄にしていることがつらかったし、どうすれば良いのか分からなかった。( 前回の記事で書きましたが、そんなとき、ブルーハーツに出会ってどハマりした )

 

よく、あの頃に戻りたい!とか、青春時代はサイコーだった。と聞きますが、そういう方々が羨ましい思いもあるけれど、私はいま、大人になって本当に良かったと思う。

全て自分の責任の元、自分で決めることができる。働いてお金を稼ぐことができる。稼いだお金で、行きたいところに行くことができる。夢を現実に変えらることができる、かもしれない。( できないかもしれない )

 

あの頃の、見えない不安と戦っていた私に、大丈夫、大人は楽しいぞー!と言ってあげたい。