江國香織さん
本は昔から好きなのですが、ダントツで好きな作家さんがいます。
江國香織さんです。
同じ本を何回も読み返すのって、江國さんの作品ばかりかも。読み返したくなるんです、定期的に。
小説も、エッセイも、詩 ( すみれの花の砂糖づけ ) も、大好き。
合う合わないって、やっぱりあると思うのです。例えば、吉本ばななさんも、好きそうだよね、とよく言われますが、私はあまり合わないんです、自分の中に、スッと入ってこない。
でも、それは今の私にとってであり、もしかしたら、10年後はスッと入ってくるかもしれない。
江國さんに関しては、本当に、どれを読んでも、スッと入ってくるし、江國さんの選ぶ言葉が好きなのです、きっと。
それは日常生活にも当てはまり、あ、このひとの選ぶ言葉好きだなあ、とか、しっかり考えて言葉を発しているなあ、とか、私と言葉のチョイスが似ているなあ、とかありますよね。
本が好きなひとは、割と共感してくれると信じています!!!
号泣する準備はできていた、という短編集の解説で、光野桃さんが、「 江國香織さんの小説は、読む、というより食べる、という感じだ。」と仰っていますが、ここで私は 「 くぅ〜〜!!そう!そうなんだよおおお!」 と、心の中で、心の中でですよ、叫びました。
食べる、そう、食べる。( 実際に食べるんじゃないよ、ヤギさんじゃないので )
ただ文章を頭に入れるのではなく、噛み砕いで、消化して、私の栄養となるのです。私を作ってくれています。
好きな作品を上げるのはキリがないのですが、今の気分で選んでみます。
☆小説
がらくた
神様のボート
( ごめんなさい一つに絞れまてん )
☆エッセイ
雨はコーラが飲めない
泣く大人
いくつもの週末
( だから一つに絞れないって )
雨はコーラが飲めないについては、いぬを
飼っているひとはとっても愛しくなるエッセイでは??
うちの小梅( 柴犬 ) もコーラが飲めません。